2026年2月20日

「風の谷のナウシカ」第4巻

ナウシカの指示により、トルメキア軍が解放したサパタの長老など捕虜の一軍を見て、ドルク軍の隊長チャルカがトルメキア軍に降伏を進めるが、トルメキア軍は断った。ドルク軍はトルメキア軍を殲滅するために、皇弟の指揮によって瘴気を出す「森」を開発しようとしている。皇弟は「サパタにたてこもるトルメキア軍を皆殺しにせよ」と命じた。また、トルメキア本国にばらまくための菌を育てている。

 ユパの後を追ってケチャたちは風の谷の近くのセラミック鉱山町に入った。そこで、思いがけなく、死んだと思っていたトリウマのクイに出会った。クイはそこで卵を一つ生んだ。そこは300年前の大海嘯によって腐海に没した古エフタル王国の都市の廃墟で、森になっていた。そこでエフタル王国の末裔が森の人として暮らしていた(青き衣の人にひきいられて)。

 

アスペルとケチャは青い目の若者と別れガンシップを運転してドルクの地に向かう。そこで、ドルクの戦艦に遭遇したが、戦艦は眠っている巨神兵を運んでいた。両者の間に戦闘が起きたが、ガンシップは被弾してしまい、不時着する。

 

クシャナの一隊は南のドルク船団の基地へむかっていたが、蟲の大群に出会った。さらに進むと、トルメキア軍の前線の基地(そこは下の兄の指揮下にある部隊の)に出た。そこで王家の重コルベットと対峙し、クシャナの船は破壊された。そうして、クシャナは下の敵対する兄に再会した。そこへ、蟲の大群が襲ってきた。兄の軍勢はコルベットで逃げたが、蟲の大群にやられてしまった。残されたクシャナ達は、やっとのことで壕に避難した。そこで、クシャナは毒を飲まされたために気が狂った母と再会した。多くの兵士たちが蟲にやられてしまった。

 

メーヴェに乗ったナウシカは砂漠の中の森に降り立った。古いお堂があり、見知らぬ神様たちの像があった(僧正に似ていた)。そこで、ナウシカはチククという少年(吹き矢を武器とする)に出会った。僧正と同じように眼を失った奇異な人(上人)たちがおり、死と滅亡による浄化を待っているという。そして、上人たちは待っていた風(やさしい猛々しい)が吹いてきたと語った。襲ってくるはずの蟲たちも目の前で次々に死んでいった。そして、上人たちも死んで行った(上人は、ナウシカに「こころのおもむくままにお行き」と告げた)。粘菌が創り出す瘴気があたりを覆い始めた。ナウシカもメーヴェで逃れようとしたが、いつもの瘴気と違い、マスクが効かなかった。息を止めて、雲の上に出た。そこでは、ドルクの船が瘴気をまき散らしていた。蟲の襲撃からなんとか逃れたドルクの皇弟の船も粘菌とその瘴気に狂った蟲たちに襲われはじめた。僧官は皇弟に逃げてくださいと言ったが、皇弟は、近くにあの小娘(ナウシカのこと)が見えると言い、妖術を使ってナウシカを殺そうとした。ナウシカは怯えたら食われてしまうと、立ち向かった。チククの吹き矢が皇弟の眼を射ると、妖術は解けた。皇弟は船を捨ててのがれたが、僧官は船を自爆させ、へばりついている粘菌を殺さねばならないという。粘菌は変形体に変態し、一方それを翅蟲の一軍が攻撃していた。ここでは、ナウシカと僧官は敵同士だが、協力して粘菌と戦っている。僧官たちは船へ逃れ、トルメキア軍が培養していた粘菌の種苗をすべて廃棄した。

 

粘菌の化け物は他種の粘菌と合流するために移動していた。ここで、第4巻は終わっている。